前回からの予防接種の間隔
生ワクチンと生ワクチンは27日間以上あける必要があります。
接種時期
それぞれの接種時期は、規定されているものもあります。詳しくは個別の項目をご参照ください。
かかっていた病気
これまでに特有の病気で治療を受けたり、最近1カ月以内に感染症(麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ等)に罹患した場合は、延期しないといけない場合もあります。
定期か任意か
任意ワクチン、あるいは定期ワクチンでも接種の時期を逸している場合や堺市以外で在住の場合、自費になります。詳細はお問い合わせください。
生ワクチン
ロタウイルスワクチン
ロタテックという5価ワクチンになります。生後6週から32週までの間に3回、経口投与します。1回目は生後20週までに行います。腸重積などの合併症の危険性を少なくするために、できれば1回目は生後14週までに行うことが推奨されています。予約時間の最低1時間前からは授乳は控え、なるべく空腹の状態で受診ください。
麻しん風しん(MR)ワクチン
第1期は生後12〜24カ月未満で、第2期は5歳〜7歳未満で小学就学前1年間(4月1日から3月31日まで)に接種できます。
水痘ワクチン
H26.10月から定期接種となりました。水痘に罹患したことのない場合に、1歳以上3歳未満で、3か月以上(できれば6か月ほど)あけて2回接種できます。3歳以上5歳未満でも、これまで水痘ワクチンを接種していなければ、今年度に限り(H27.3月末まで)、1回のみ公費で接種できます。しばらくは、窓口と電話のみの予約受付となります。
おたふくかぜワクチン(任意)
1歳以上で接種できます。
不活化ワクチン
ヒブワクチン
2か月〜4歳で接種できます。標準的な接種スケジュールは、初回免疫として2カ月〜6カ月で接種を開始し、27日〜56日間隔で3回接種後、追加免疫として7カ月〜13カ月後に1回接種します。7か月〜11カ月で初回接種の場合は、27日〜56日間隔で2回接種後、1年後に1回接種します。1歳〜4歳で初回接種の場合は、初回1回のみを接種します。
肺炎球菌ワクチン
2か月〜9歳で接種できます。標準的な接種スケジュールは、初回免疫として2カ月〜6カ月で初回接種を開始し、27日以上の間隔で3回接種後、追加免疫として60日以上あけて、1歳〜1歳3カ月で1回接種します。7か月〜11カ月で初回接種の場合は、27日以上の間隔で2回接種後、60日以上あけて1歳以後に1回接種します。1歳〜23カ月で初回接種の場合は、60日以上あけて2回接種します。2歳〜9歳で初回接種の場合は、初回1回のみを接種します。
四種混合・三種混合・不活化ポリオワクチン
3ヵ月〜90ヵ月(7歳6カ月)で接種できます。標準的な接種スケジュールは、初回免疫として3カ月〜12カ月で初回接種を開始し、20日〜56日間隔で3回接種後、追加免疫として12カ月〜18カ月後(とくにやむを得ない時は6カ月以上)に1回接種します。
二種混合ワクチン
三種あるいは四種混合ワクチンの初回および追加免疫が終了している場合に、11歳から13歳未満で接種できます。標準的な接種スケジュールは、小学校6年生で1回接種します。
日本脳炎ワクチン
1期は、3歳〜90ヵ月(7歳6カ月)で接種できます。標準的な接種スケジュールは、3歳で6日〜28日間隔で2回接種し、1年後に1回接種します。2期は、9歳〜13歳未満で接種できます。標準的な接種スケジュールは、小学校4年生で1回接種します。1期終了後5年が目安です。
B型肝炎ワクチン
ビームゲンというワクチンになります。4週間隔で2回、さらに初回から20から24週を経過した後に1回接種します。